ゴミ箱機能を有効にしていなかった為
次にやるとき忘れそうなのでメモ…無いことを願う
念の為&必ず
NAS から取り出した元のディスクに対しては操作は行わず
ハードディスクの複製を行って複製ディスクに対して作業をすること
準備
- 複製用の未使用のハードディスク
- 救出したデーターを入れる USBハードディスク
- Ultimate Boot CD
Ultimate Boot CD のディスクイメージをダウンロードし CD に書き込んで起動するようにしておく
https://www.ultimatebootcd.com/- ubcd538.iso
- PhotoRec ※Ultimate Boot CD の機能も同じかもしれません
PhotoRec をダウンロード 展開して USBメモリーに入れておく
https://www.cgsecurity.org/wiki/TestDisk_Download- testdisk-7.0.linux26.tar.bz2 *今回はこれを使用
- testdisk-7.0.linux26-x86_64.tar.bz2
- testdisk-7.0.win.zip
- testdisk-7.0.win64.zip
NAS からハードディスクを取り出す
対象の NAS IODATA LAN DISK HDL-GX320R
背面のネジを2個外し
天井と底板をスライドして外す
側面の金属板を両側共に外す
ハードディスクの複製
取り出した元ハードディスクと未使用のハードディスクを2台共に PC に接続
Ultimate Boot CD のディスクから起動
メニュー: HDD > Partition Management > GParted
接続しているハードディスクのデバイス番号を確認する
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# fdisk -l |
NAS から取り出した元ハードディスクの複製を作成する
操作を間違えるとディスクの内容が消えてなくなるので注意!
下記では元 /dev/sdb から複製先 /dev/sda へ実行している
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# dd if=/dev/sdb of=/dev/sda bs=512 conv=noerror,sync |
複製が終わったらシャットダウンして 元ハードディスクを外す
所要時間 SATA 接続で 320GB 4.5時間
消してしまったファイルの救出
ここからは複製したディスクに対して作業を行う
救出したファイルを入れる為の USBハードディスクを接続
再度 Ultimate Boot CD のディスクから起動
パティションをマウントして救出したいファイルの有ったはずのパティションを探す
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# mount /dev/md1 /media/md1 # mount /dev/md2 /media/md2 # mount /dev/md5 /media/md5 # mount /dev/md6 /media/md6 *今回はこれ |
PhotoRec を実行
USBメモリーから Desktop にコピーして実行した
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# cd /root/Desktop/testdisk-7.0 # ./photorec_static |
目的のパティションを選択
/dev/md6
パティションの種類は ext3/4 を選択
Free を選択して 削除したファイルを救出の対象にする
救出したファイルの保存先を選択
USBハードティスクのマウントポイント /media/sdh1/190321
キー C で開始
所要時間 5時間 パティションサイズ 296.7GB SATA 接続 から USB 接続へ
その他
RAID の md デバイスの解除や設定の方法
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# mdadm --misc --stop /dev/md1 # mdadm --misc --stop /dev/md2 # mdadm --misc --stop /dev/md5 # mdadm --misc --stop /dev/md6 |
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# mdadm --assemble /dev/md1 /dev/sda1 # mdadm --assemble /dev/md2 /dev/sda2 # mdadm --assemble /dev/md5 /dev/sda5 # mdadm --assemble /dev/md6 /dev/sda6 |
参考